ライニング塗装

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特徴

ライニング塗装

コンクリート劣化は一般には外的及び内的要因が相乗的に作用したり、複数の要因が同時に作用して老朽化や耐久性低下が生じます。 例えば、上水道用コンクリート施設の多くは、水質保持や塩素殺菌剤混入によりコンクリート劣化が進行します。

そういった老朽化などの要因により劣化したコンクリート構造物を内外から保護・補修し、耐久性を上げる施工を行います。 ライニング工法は大がかりな解体を伴う全面的な工事に比べ、工期が短く、低コストであるというメリットがあります。


劣化の種類別対策例

※あくまでも一例です。劣化状況によっては複数の対策を必要とする場合もあります。

劣化の種類 症状 対策例
中性化 空気中の炭酸ガス等の酸化ガスによってコンクリートのPHが10以下になることで内部鉄筋が腐食 ライニング塗装 spacer
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コンクリートを外部から遮断し、水分や炭酸ガスを入れないようにする
塩害 海塩粒子(塩分)の浸透や、凍結防止剤(塩化カルシウム)による劣化 より厚みのある塗装を行い、塩分・水分・炭酸ガスを入れない
アルカリ骨材反応 コンクリート中のアルカリと骨材とが水の存在下で膨張反応をおこし、 ひび割れが起きる劣化 ライニング塗装 水分を内部に溜めず、外部に排出することで膨張反応を抑える
凍害 コンクリート中の水分が凍結と融解を繰り返すことにより、ひびわれやコンクリート表面の剥離が生じる劣化 ライニング塗装 spacer
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外部からの水分を遮断することにより、水の凍結・融解を防ぐ
コンクリートはく落 上記のような原因や地震・衝突等によるさまざまな要因によりコンクリート 部材の一部が破片としてはく落する。 連続繊維シートを表面に貼り付けることにより、 コンクリート片のはく落を防ぐ
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